デジタル遺産の整理のおすすめ!
最近は高齢者でもパソコンやスマートホンを日常的に使うことが多くなっております。デジタルデータの状態では被相続人のネット上での金融資産や各種サービスのアカウントなどの存在を相続人が把握できず、相続が適切に行われない状態が発生します。
デジタル遺品とは、亡くなった人がパソコンやスマホなどのデジタル機器の中やクラウド上に保管したデータ等のことを言います。
例えば、①オンラインサービスのIDやパスワード、②ネット銀行やネット証券の取引記録、③ネットショッピングの利用履歴、④友人知人の連絡先、⑤SNSアカウントや投稿データ、⑥メールやチャット等のやりとり、⑦写真や動画Etc.
これらの問題の発生を未然に防ぐには、利用しているサービスと解約方法、そのIDやパスワードを紙に書くなどして、家族に保管場所が分かるようにしておくこと等が大切です。
有形の財産だけでなく、こうした無形の財産の管理も十分見直しておきましょう。