東京里山墓苑を訪ねて
八王子市川口町にある東京里山墓苑を運営する延寿院を訪問しました。
以前に「お墓・墓地は非課税財産」という内容の記事でご紹介させて頂きました里山型樹木葬ができる霊園になります。
自然を有効活用するため、間伐材の活用などを積極的に取り入れている墓地でもあります。
間伐材とは、森林の成長過程で密集する立木を間引く過程で発生する木材のことです。間伐材は市場での需要が少ないことがデメリットと言われていますが、それを有効活用することにより、SDGsの達成にも貢献できるのではないでしょうか。
本日は、その東京里山墓苑から、多摩産の木材を使用して建築された庫裡(くり)を少しご紹介します。
はじめに、皆様は庫裡(くり)という言葉をご存じでしょうか。
仏教に関する用語で、寺院における台所を意味する場所になります。
また、台所と居所が一緒になっていることが多いため、現在ではご住職やそのご家族が住む場所を意味する言葉でもあります。延寿院のご住職も数年前までは、ここで生活されていたようです。
※「裡」とは、「裏」の俗字で、「うち」や「なか」を意味する漢字です。
「庫裡・外観」
「庫裡・内観」
延寿院では、月に一度、見学会を行っているようです。
ご興味のある方は、気さくなご住職の話を聞きに自然の霊園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
「東京唯一の樹木葬里山墓地」東京里山墓苑
※ 『地球にやさしい』をコンセプトに、里山保全を目的とした活動をおこなっています
住所:193-0801 東京都八王子市川口町1325-1(延寿院内)
電話:0120-352-594(フリーダイヤル:受付時間9:00~18:00)
URL:https://tokyo-satoyamaboen.com/
メールアドレス:info@tokyo-satoyamaboen.com