お墓・墓地は非課税財産。墓石代がかからない「樹木葬」が人気。
相続財産を減らす方法の一つに、お墓や墓地を生前に購入しておく事が挙げられます。
購入しておくと、相続税の課税対象となる現金が減るためです。
ただ、お墓・墓地は非課税財産のため、ローンで購入しても、その債務は控除の対象にはなりません。現金で購入しておく事が節税対策となります。
そこで、どういうお墓を購入するのがよいでしょうか。
例えば、今人気が出ているのが樹木葬です。値段は、平均的に一般墓の半分以下になる傾向があります。また、永代供養で埋葬後の管理と供養は墓地が行ってくれるため、遺族への負担も軽減できます。特に里山型の樹木葬は、遺骨を自然(土)に還す形態をとるため、自然志向の方にはぴったりのお墓と言えます。ただし、一代かぎりとなるため、お墓を継承していきたいと考えている方には、一般墓を選択するのもいいでしょう。
ちなみに、八王子市にも自然(土)に還すことを目的とした里山型樹木葬ができる東京里山墓苑があります。
ご興味がある方は、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
※里山型樹木葬の他に公園型樹木葬があります。公園型樹木葬は人工的に自然を再現して、その中で樹木葬を行うものです。本当の意味で、自然の中に眠りたいと考えている方には物足りなりかもしれませんが、里山型よりも交通アクセスが良い立地に設けている傾向にあります。