ご挨拶と節税のすすめ

皆さんこんにちは。私は所長の串田隆保といいます。この道に入って43年になりました。
八王子事務所を担当することになり、この度相続税の専門サイトを立ち上げました。

つたない経験ではありますが、43年間の間に色々な税目の仕事をしてきましたが、その集大成として相続税について皆さまのお役に立てたらと思い、このサイトを立ち上げました。

相続税というのは、必ずしも誰にでも必要なものではありません。それは、基礎控除といって現在(令和4年2月)ですと「3000万円+600万円×相続人数」(例:相続人が 配偶者と子供2人なら 3000万円+600万円×3人=4800万円)以下なら、相続税はかからないからです。

しかし相続税がかからなくとも相続ということ自体は必ず発生するので、まず

  • ①第一に考えるべきことは、争族にならず仲良く分け合うことが最も望ましいということです。
  • ②相続税につき次に必要なことは、納税資金の手当てです。財産が土地ばかりで現金がないという話はよく聞きます。相続税を収めるために、先祖伝来の土地など大事な土地を手放すことになったりします。(それも時間的な必要に迫られて思っているより安く買いたたかれたり……)
    こういうことがないように、前もって手当てをしておく必要があります。
  • ③そして三番目に必要なことが節税です。相続税対策というとまず節税を第一に考えがちですが、順番としては三番目なのです。
    誰しもできることなら税金は少なくしたいと思うもの。脱税はいけませんが、節税は可能な限りやりたいものです。効果的な節税は何と言っても生前にやることです。 例えば、財産を現金で持つより土地建物にするだけで、20%以上の財産を減らすことができます。

その為の前提となる基礎知識的なものをQ&Aとして本文に掲載いたしましたので、ご参考にされてください。これからも機会ある毎に、少しでも皆様のお役に立つような情報を、掲載してゆこうと思いますので、よろしくお願い致します。

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【公認会計士・税理士】早稲田大学第一商学部卒業。 有限責任監査法人トーマツ退社後、清新監査法人を設立、代表社員として従事(平成15年退任)。 税理士としては、トーマツ退社後、共同事務所経営を経て、串田会計事務所を設立。平成28年に税理士法人化、令和元年に社名を令和税理士法人に変更。現在に至る。 事務所開業以来40余年、個人のお客様及び中小企業から上場企業まで関与。 他に令和アドバイザリー株式会社の代表取締役を兼務。 趣味は、剣道(7段)、長唄、観相、囲碁等多数。